徒然なるままに

気づいた日常を書きとめます

大学2年生の僕がインターンという単語が大嫌いになった理由

 

さて、個人的に初めてのちゃんとした投稿になるわけですが、さっそくネガティブなタイトルですみません。この言葉の裏には2つの意味があるわけですが、その話は後ほどするとして、まずは簡単に僕のプロフィールを紹介します。

 

はじめに

 

宮城県にある某自称進学校から、KO大学にストレートで進学。

大学2年生の4月、大学生活で何にもしていない自分に気付き、創業約1年半のスタートアップベンチャー企業に学生インターンとして参加。その環境でガムシャラに頑張ってきて、今は約1年くらいいる一応の古株メンバーとして在籍しています。

 

と、僕の経歴はざっとこんな感じでしょうか。

 

まだ1年しか経験していない若造がなんだ、と思うかもしれませんが、この1年間で、普通の大学生には味わえない、本当に濃い経験をしたんです。

 

その経験の話はまた時間があれば書きたいと思いますが、今回は、僕がインターンという言葉が嫌いになった理由について洗いざらい書いていきたいと思います。

 

インターンをするということ

 

僕の通っている大学は、巷ではまあまあ有名みたいで、比較的頭がいい学生も多いため、2年生にもなると周りでインターンを始める学生がちらほら出てきます。僕の感覚ではざっと5人に1人くらいでしょうか。

 

まあ、それ自体は個人的にいいことだと思うし、女・酒・ギャンブルに明け暮れるような生活よりはだいぶましだと思いますが、このような環境の中で、インターンをすること自体が自分のステータス」になると思ってる人がちらほら出てきたのもまた、事実です。

 

実際僕の友人の中にも。インスタのストーリーに「インターンなう」とかいう、自己啓示欲の塊のようなストーリーをあげるような人もいますし、友達の誕生日会をしてるのに自分のインターンの業務の話でマウントを取ってこようとしてくる人もいるし、ツイッターなどでは急によく分からない横文字を使う奴もいます。

 

そういった人は多分、「今のうちからインターンをしてる自分」とか、「誰もが知ってる大手企業で大金を相手に働いてる自分」とかが好きなんだと思います。

 

もちろん、その感覚は僕にも分かりますよ。みんなに知ってもらって、ちやほやされたら嬉しいし鼻が高いし、さぞかし満足でしょう。

 

インターンを始める理由って様々ですが、こういう人たちに共通する特徴って、「先輩に紹介された」とか、そんな理由が多い気がします。

 

先輩というコネを使って、有給長期インターンをするのはいいですが、それって本当に自分の能力の向上に直結するのでしょうか。

 

確かに、相手にするものが大きいし、動かす金額もケタ違いなため、「お、自分やってるぞ」感は人一倍強いと思います。

 

ですが、インターンをやる上で1番大切なのは、僕自身の解釈としては「自己成長」「仕事が楽しいんだと知ること」だと思っているので、そういう人達に本当にその気づきはあるのだろうか、と思うわけです。

 

あまり整理されていない内容になってしまったかもしれませんが、インターンをしている周りの友達に対する僕の率直な意見を書きました。

 

個人的な偏見も多少入ってるかもしれませんが、自分が体験したこの1年間に嘘はないので、悪しからず。

 

要するに、インターンを自分のステータスと勘違いしてひけらかすような時代になっていると感じるので、そういう意味でのインターンという単語が大嫌いということです。

 

ここにきてなんだと思われるかもしれませんが、大学生の皆さんには、むしろインターンをすることをオススメしますよ。遊びやサークルなどではなく、「経験」に時間を投資することができるので、必ず自己成長に繋がると思います。

 

ですが、間違えないでほしいのはあくまで自分のやりたいことをやってください。ということ。

最近のインターン紹介サイトでは、時給や勤務体系など細かな情報も手に入れることができるため、本当にバイト感覚ですぐにでもインターンを始めることができます。


ですが、時給などではなく、自分が本当にやりたいことをしっかり分析してから始めることをオススメします。

 

何か新しいことをしたかった、とかの理由の人も悪くはないですが、その分野に精通するにつれてどうしても自分にその分野の才能があると錯覚してしまうので、最初の分野選びも大切です。

 

 

そしてもう一つ伝えたいことは、働く場所は人で選んでほしいということ。

 

これを読んでくださっている方の中にはまだ実感がない方も多いかもしれませんが、働く環境では本当に色々な大人に出会います。

 

その中で、自分を必要としてくれて、応援してくれる大人は必ず現れるはずです。

 

そういう環境で仕事をするのはやはり楽しいし、近くでノウハウを盗めるので、仕事を楽しいと感じれること間違いなしです。

 

その点では、やはり、大手の企業よりスタートアップの会社で働く方が優れてるのかなと思います。

 

実際、僕の会社では社員さんが社長含めて15人ほどしかおりませんが、社員さんとの距離が近いことでかなり色々な経験をさせてもらってるし、直接的にノウハウを盗むことができています。

 

そしてそういう会社では、インターンに任される仕事の裁量がとてつもなく大きいです。

 

それは大きなお金を動かすとか、そういった意味ではなく、

1からプロジェクトを立ち上げるとか、周りのインターンを巻き込んで新しい企画を運営していくとか、そういったことです。

 

実際に僕は会社で、インターンの中心は俺だ」というプロジェクトを運営させていただき、「社員懇談会」や「インターンランチ」などの企画に、業務時間外のところで取り組んでいますが、目的を明確にすることの大変さや、少ない人数でもチームを動かすことの大変さなどを痛感しています。

 

今後は「インターンバディ」なんて企画も考えていますが、今からワクワクしています。

 

そういった経験も、小さな会社ならではのものなのかなと思います。

 

まとめ

 

さて、だいぶ長くなってしまいましたが、僕が伝えたかったインターン」という言葉が嫌いな理由をまとめると

 

インターンに参加すること自体が目的になっている

インターンという言葉に甘んじていると、想定しているほど社会人と同等の経験はできていない

 

という2点です。

 

それを踏まえて最後に伝えたいことは、インターンを選ぶのは、自分自身で、働いている人をみて選んでほしいということです。

 

決して、会社の大きさや時給などでは選ばないほうが良いです。

 

以上、僕がインターンを経験して思ったことをまとめました。

 

読んでいただき、ありがとうございました。